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長期投資のススメ

金融商品とうまく付き合うためには、分散投資と合わせて「長期投資」を行うことが大切です。一般に、長期投資にはリスク(プラスもマイナスも含む収益のブレ)を小さくする効果があるだけでなく、利息が利息を生む「複利の効果」も期待できます。

長期投資とは

「長期投資」とは、短期間で売買をくり返すことなく、長期にわたって金融商品を持ち続ける投資のことです。投資期間が長くなるにしたがって、投資の平均収益率は安定していく傾向にあります。

保有期間別の年平均収益率

  • 上記のデータ・分析等は過去の一定期間の実績に基づくものであり、将来の投資成果および市場環境の変動などを保証もしくは予想するものではありません。

利息が利息を生む複利の効果

複利とは、一定期間ごとに得た利息を元本に加え、それを新たな元本とすることです。つまり、利息が利息を生む考え方です。
一方、単利とは、利息を元本に加えず、元本部分にのみ利息が付くものです。

仮に、年率2%を期待できる金融商品(期待値は変わらないとする)があったとします。これに10万円を投資した場合の複利と単利の違いをみてみましょう。なお、どちらもリスクや税金は考慮していません。

複利の場合、投資元本10万円に対し、翌年には2千円の利息が付き、投資元本が10万2千円になります。
翌々年には、投資元本10万2千円に対し、2千40年の利息が付き、投資元本が10万4千40円になります。

一方、単利の場合、投資元本10万円に対し、翌年には、複利と同様2千円の利息が付きます。
翌々年も投資元本は変わらないため、2千円の利息が付き、投資元本と利息の合計は10万4千円になります。

上記の条件で10年運用した場合、下表のようになります。

運用年数 複利 単利
1年 102,000円 102,000円
2年 104,040円 104,000円
3年 106,121円 106,000円
4年 108,243円 108,000円
5年 110,408円 110,000円
6年 112,616円 112,000円
7年 114,869円 114,000円
8年 117,166円 116,000円
9年 119,509円 118,000円
10年 121,899円 120,000円

※円未満四捨五入

この複利の効果を得るには時間が必要です。つまり、できるだけ早く、長く運用できるほど、複利の効果が働きやすくなります。
複利効果が期待できる方法としては、投資信託の分配金を再投資する累積投資型のコースなどがあります。

お金を貯めるには

長期投資のための商品・サービス

じっくり資産形成するなら分散投資同様、以下の商品・サービスがあります。多数の銘柄の株式や債券を自分で選んで買ったりするよりも、少額で投資することができ、かつ、プロの力を借りることができます。

投資信託

運用の専門家が、株式や債券、不動産など複数の銘柄あるいは資産に分散投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。

投資信託の概要

投資信託の買い方選び方

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ファンドラップとは、お客さまの投資目的やリスク許容度に合わせて、異なるタイプの投資信託を組み合わせて運用する資産運用・管理サービスです。

ファンドラップとは

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