本業を通じた取り組み
トピックス
〈みずほ〉削減貢献量フォーカスレポート
近年は、世界で削減貢献量※の算定・開示に関するガイダンスや指針が公表され、削減貢献量に対する政府、企業、金融機関等、様々なステークホルダーの皆さまからの関心が高まっています。
また、削減貢献量は、投融資先企業の気候関連の機会や社会で創出したポジティブ・インパクト、サステナブルファイナンス等を評価するための指標としても注目されています。
本レポートは、ファイナンスや企業評価における削減貢献量の活用をさらに普及・促進することを目的として、削減貢献量のグローバル動向や今後の可能性に加え、削減貢献量に関する〈みずほ〉の実績および取り組みをご説明したものです。
※削減貢献量(Avoided Emissions)は、企業が自社の製品・サービスを通じて、使用者側の温室効果ガス排出量の削減に貢献した量を定量化した指標です。
インパクトビジネスの羅針盤
現代社会が様々な社会・環境課題に直面する中、企業は社会課題の解決と自社の企業価値の向上の同期が求められています。その実現には、ポジティブ・ネガティブ双方のインパクト※を経営に取り込むことが重要です。
〈みずほ〉は、経済・社会全体にインパクトの概念が広がっていくための一助とすべく、インパクトに関する考え方を整理した上で、インパクトビジネスの可能性や取り組み方針などを示した「インパクトビジネスの羅針盤」を作成しました。
※インパクトとは、「事業や活動の結果として生じた社会的・環境的な変化や効果」のことです。
サステナブルビジネス/ファイナンスのみずほ証券
国内サステナブルファイナンス実績No.1のみずほ証券は、数多くの先進的・波及的な案件を組成し、社会全体のサステナビリティ向上に貢献します。
拡大する日本のサステナブル・ファイナンス市場
日本のサステナブルファイナンス市場は、急速に成長しており、2023年度のSDGs債発行額は過去最大の6.7兆円にまで拡大しました。
みずほ証券のサステナブル・ファイナンス実績
国内SDGs債の引受金額は5年連続、ストラクチャリング・エージェント(以下、SA)件数は4年連続トップ。市場拡大の取り組みが評価され数々のアワードを受賞
2023年度時点、条件決定日ベース 自社債、証券化を除く
(出所)リフィニティブ、キャピタルアイ、Dealogicの情報を基に、みずほ証券にて集計
いち早く対応したみずほ証券の体制
当社では、社会と<みずほ>の持続的な発展に向けて、金融機関として貢献すべき取り組みを積極的に推進しています。資本市場におけるSDGs債の専門的な情報収集・お客さまのSDGs債ストラクチャリングを支援するため、2017年にサステナブル・ファイナンス・デスク、2019年にサステナブル・ファイナンス室を設置しました。
その後、2021年よりこれらの取り組みをさらに強化・拡大するため、サステナビリティ推進部を新設しました。
- 2017年:サステナブル・ファイナンス・デスク設置
- 2018年:環境系認証団体Climate Bonds Initiativeとのパートナー契約締結
- 2019年:サステナブル・ファイナンス室設置
- 2021年:サステナビリティ推進部設置
また、当社は、環境省の委託を受けた一般社団法人グリーンファイナンス推進機構が推進する「令和2年度グリーンボンド発行促進体制整備支援事業」の「グリーンボンド発行促進プラットフォーム」において「登録発行支援者」として登録されています。なお、平成30年度のグリーンボンド発行促進体制整備支援事業開始時における登録発行支援者登録のお知らせはこちら
さらに2022年10月にオンラインで開催されたClimate Bonds Initiative主催のカンファレンスでは、日系企業からは唯一<みずほ>のみがスポンサーとして参画しました。
なお、Climate Bonds Initiativeとのパートナー契約締結時のお知らせはこちら
評価されるみずほ証券の取り組み
当社では、アジア初のCBIプログラム認証案件や高速道路会社によるソーシャルボンド、事業会社によるポートフォリオ型のグリーンボンド等の業界初となるSDGs債のストラクチャリングを手掛けています。さらに、国内初となるサステナビリティ・リンク・ボンドの発行においてもSAとしてお客さまのサポートを行い、環境省の実施する「令和2年度サステナビリティ・リンク・ローン等モデル創出事業に係るモデル事例等」における初のモデル発行事例にも選定される等、お客さまのサステナブル・ファイナンスへの取り組みを応援しています。
2024年度
Environmental Finance誌のSustainable Debt Awards 2024で、2部門受賞
2024年4月、英国の世界的な環境金融専門誌Environmental Financeが発表した「Sustainable Debt Awards 2024」において、「Lead manager of the year, transition bonds」ならびに「Lead manager of the year, green bonds – local authority/municipality」の2部門を受賞しました。
「Sustainable Debt Awards」は、Environmental Finance誌が、市場の発展への貢献度、優位性、革新性等の観点からSDGs債や金融機関を表彰するものです。
今回受賞した「Lead manager of the year, transition bonds」は、マーケットにおける、トランジションを後押しする対外的な発信、発行体に対するトランジション戦略の策定をサポートする取り組みが、総合的に評価されました。
また、「Lead manager of the year, green bonds – local authority/municipality」は、地方自治体のグリーンボンド発行に対して、証券会社の支援の実績・取り組み内容を総合的に評価するものであり、2021年、2023年に次ぐ3回目の受賞となりました。
当社は、今後も、サステナブルファイナンスの支援、引受業務の推進をはじめとして、お客さまの抱える環境・社会課題等への取り組みをサポートすることで、環境・経済・産業・社会の持続的な発展・繁栄に貢献していきます。
受賞にともない、Environmental Financeからのインタビューも受け、これまでの当社の取り組みや実績を紹介しました。
2023年度
「DEALWATCH AWARDS 2023(ディールウォッチ・アワード2023)」(※)で、みずほ証券が「Sustainable Finance House of the Year」「Bond House of the Year」「Cross–border Bond House of the Year」を受賞
(※)2023年度に国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞
Sustainable Finance House of the Year
新たな発行需要のトレンドを捉えて具現し、社会貢献債の拡大継続を主導した。ウオッシュ防止の規範を持ちつつ、 話題性と実効性両面を強く意識し、発行体に寄り添う重要業績評価指標や資金使途の提案を行った。
Bond House of the Year
社債のリーグテーブルで首位。国内初の公募無格付け社債・社債管理補助者設置債を単独で組成したほか、大型案件や変動利付債の組成、超長期債への参加など、多種多様な商品を投入して市場の活性化につなげた。
Cross–border Bond House of the Year
クロスボーダー円債市場で圧倒的な存在感を発揮。あらゆる地域から金融、事業会社、外国政府の起債に関与したほか、デビュー債、ESG 債など多様な案件を市場に導いた。クロスボーダー外債では継続発行体を支えた。
第5回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」の金融サービス部門(証券部門)において銅賞を受賞
2024年2月、環境省がESG 金融の普及・拡大に向けて開催する第5回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」において、 以下の点が評価され、金融サービス部門(証券部門)において、銅賞を受賞しました。第2回(2020年度)、第3回(2021年度)の銅賞受賞、第4回(2022年度)の銀賞受賞に続き、証券会社として初めての4年連続受賞となります。
- 発行体の経営戦略への関与を強化する姿勢ならびに実現に向けた体制構築
- 本邦初となるインパクト預金とPIF(Positive Impact Finance)を組み合わせたスキームの構築や、資源循環に関するKPIを採用したサステナビリティ・リンク・ボンドの組成などの新規性のある取り組み
詳細は、第5回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」に関する各種プレスリリースをご覧ください。
Environmental Finance誌のBond Awards 2023において、2部門を受賞
2023年4月、英国の世界的な環境金融専門誌Environmental Financeが発表した「Bond Awards 2023」において、「Award for innovation – use of proceeds (green bond)」ならびに「Lead manager of the year, green bonds – local authority/municipality」の2部門を受賞しました。
「Bond Awards」は、Environmental Finance誌が、市場の発展への貢献度、優位性、革新性等の観点からSDGs債を評価して、金融機関を表彰するものです。
今回受賞した「Award for innovation – use of proceeds (green bond)」は、グリーンボンドの資金使途において、特に先進的な取組内容を評価するアワードであり、本邦初のブルーボンド(グリーンボンドの一種)の発行を支援した実績が評価されました。日系の金融機関では初めての受賞です。
また、「Lead manager of the year, green bonds – local authority/municipality」は、地方自治体のグリーンボンド発行に対して、証券会社の支援の実績・取り組み内容を総合的に評価するものです。本部門は、2021年に次ぐ2回目の受賞です。
受賞にともない、Environmental Financeからのインタビューも受け、これまでの当社の取り組みや実績を紹介しました。
- 2022年度
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「DEALWATCH AWARDS 2022(ディールウォッチ・アワード2022)」(※)で、みずほ証券が「 Sustainable Finance House of the Year 」「 Bond House of the Year 」「 Bond of the Year」「Cross-border Bond House of the Year」を受賞
(※)2022年度に国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞Sustainable Finance House of the Year
ロシアによるウクライナ侵攻以後、脱炭素の世界的潮流が混迷する中で日本のトランジションボンド案件すべてに主 幹事として参入するなど推進力であり続けた。国内の社会貢献債引受実績でも存在感を示した。Bond House of the Year
リーグテーブルでブックランナー、主幹事共に圧倒的な首位。銀行系を除く多くのハイブリッド債案件で主幹事に名を連ねた ほか、新顔の調達を支援するなど困難な状況でも発行体の資金調達の多様化を下支えした。Bond of the Year
クレジットリスクの高い債券の発行が難しかった本年度の市場で半年ぶりに本格的に供給されたハイブリッド債。旺盛な投 資家需要を取り込み、同債としては本年度最大の発行額を調達して、市場のモメンタム改善の役割を果たした。Cross–border Bond House of the Year
クロスボーダー円債の引受額で他社を圧倒。大型案件への関与率も高く、円債市場をけん引するとともに、円滑な調達を後 押した。本邦事業会社による外債でも初回債の呼び込みに尽力して、投資家に新たな投資機会を提供した。第4回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」の金融サービス部門(証券部門)において銀賞を受賞
2023年2月、環境省がESG 金融の普及・拡大に向けて開催する第4回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」において、 以下の点が評価され、金融サービス部門(証券部門)において、銀賞を受賞しました。第2回(2020年度)、第3回(2021年度)の銅賞受賞に続く、3年連続での受賞です。
- SDGs債の様々な課題について外部評価機関や官庁とコミュニケーションを取って解決を図っており、投資家に向けた開示情報の透明性の向上や発行体の負担軽減などに注力する姿勢、新規ファンドの導入にも積極的な姿勢
- トランジションボンドに対する欧州の投資家の反応を理解しており、今後は国内の発行体における科学的根拠に基づいたトランジション戦略策定のサポートにも期待ができること
詳細は、第4回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」に関する各種プレスリリースをご覧ください。
環境金融研究機構「サステナブルファイナンス大賞」において3年連続で「優秀賞」を受賞
2022年12月、一般社団法人環境金融研究機構が主催する「第8回(2022年)サステナブルファイナンス大賞」において、以下の点からSDGs債市場の多様化に貢献していると評価され、「優秀賞」を受賞しました(3年連続の受賞は当社のみ)。
- 国内公募SDGs債市場において、2019年度~2021年度の3年連続で引受リーグテーブル1位を獲得し、2022年度も11月末時点で首位であること
- 日本初となるブルーボンドや自治体のSDGs債等の発行支援に注力したこと
- 2021年度
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「DEALWATCH AWARDS 2021(ディールウォッチ・アワード2021)」(※)で、みずほ証券が「 Sustainable Finance House of the Year 」「 Bond House of the Year 」「 Bond of the Year」を受賞
(※)2021年度に国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞
- Sustainable Finance House of the Year
社会貢献債で国内最多のSAを務め、社会課題に取り組む発行体に多岐にわたるフレームワーク作りを支援。発行体・投資家層を拡大し、潮流を捉えた新規商品を提供することで同市場をけん引した。 - Bond House of the Year
本年度を代表する大型案件で主幹事を務めたほか、ハイブリッド債では最多案件を事務主幹事として執行。不安定な市場 環境では果敢に起債運営を見直して市場の安定消化につなげたほか、新商品の開発により市場の発展に貢献した。 - Bond of the Year
金利ボラティリティが上昇し、投資家、発行体共に市場から距離を置く中、投資家の目線を集約することで難易度が高いハイブリッド債で総額2200億円を調達。柔軟な案件運営は逆風下での起債のあり方の模範となった。
第3回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」の金融サービス部門(証券部門)において2年連続で銅賞を受賞
2022年2月、環境省がESG 金融の普及・拡大に向けて開催する第3回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」において、 以下の点が評価され、金融サービス部門(証券部門)において、2年連続で銅賞を受賞しました。
- 2021年4月にサステナビリティ推進部を新設し、お客さまの持続可能な取り組みを一層支援している点
- 3年連続で国内最多※のSDGs債の引受けや、カーボンニュートラルへの移行に向け日本初の先進的な案件を組成するなど、サステナブルファイナンス市場のさらなる拡大に貢献している点
(※)2021年度は2022年2月28日時点
詳細は、第3回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」に関する各種プレスリリースをご覧ください。
環境金融研究機構「サステナブルファイナンス大賞」において2年連続で「優秀賞」を受賞
2021年12月、一般社団法人環境金融研究機構が主催する「第7回(2021年)サステナブルファイナンス大賞」において、以下の点が評価され、「優秀賞」を受賞しました(2年連続の受賞は当社のみ)。
- 国内公募SDGs債引受で2019年度から2年連続シェア1位を継続し、2021年度も10月末時点で金額・シェアともにリーグテーブル1位であること
- サステナブルファイナンスへの取り組みが本業として定着していること
Environmental Finance誌のBond Awards2021で、「Lead manager of the year, green bonds–local authority/municipality」を受賞
Webセミナーの様子
2021年3月、英国の環境金融専門誌Environmental FinanceのBond Awards2021において、Green Bonds部門のLead manager of the year, local authority/municipalityを受賞しました。
本賞は、グリーン、ソーシャルおよびサステナビリティボンド市場の発展への貢献度、優位性、革新性の観点で評価された企業を表彰するものです。
みずほ証券は、地方自治体や政府系機関による気候変動適応・緩和を資金使途とする複数のグリーンボンドを、SAとして組成したことを評価されました。
また、同年5月6日に開催されたEnvironmental Finance主催のWebセミナー『ESG Fixed Income Global Series 2021 Innovation Showcase』に登壇し、受賞案件のケーススタディを紹介しました。
- Sustainable Finance House of the Year
- 2020年度
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「DEALWATCH AWARDS 2020(ディールウォッチ・アワード2020)」(※)で、みずほ証券が「 Sustainable Finance House of the Year 」「 Bond House of the Year 」「 Cross–border Yen Bond House of the Year 」を受賞
(※)2020年度に国内資本市場において債券や株式を発行した優秀な発行体、海外でオファリングを行った本邦発行体および案件を運営した引受証券会社を称える賞
- Sustainable Finance House of the Year
国際資本市場協会(ICMA)の原則に適合した日本初のサステナビリティ・リンク・ボンドや気候変動適用事業等を使途としたグリーンボンドなど新規性や独自性の高い案件を組成。社会課題解決の支援に向け先進的な取り組みで市場拡大に貢献した。 - Bond House of the Year
発行市場の機能維持に向け、丁寧な起債運営で投資家需要に繋げた。本年度を代表する公募劣後債に事務主幹事として参画したほか、新規分野を開拓して市場を主導。国内デット総合で5年連続の首位。本年度も圧倒的なシェアを獲得した。 - Cross–border Yen Bond House of the Year
感染症拡大による緊急事態宣言直後のマーケット再開を先導。金融機関など常連発行体や本年度を代表する大型案件の起債に関与するとともに、新たな発行体による円債市場での調達をサポートして、市場の活性化に貢献した。
第2回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」 金融サービス部門(証券部門)で銅賞を受賞
オンライン表彰式の様子
2021年2月、環境省がESG 金融の普及・拡大に向けて開催する第2回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」において、 以下の点が評価され、金融サービス部門(証券部門)で銅賞を受賞しました。
- 国内最多のSDGs債の引受けや、環境省モデル事業認定案件、日本初の先進的な案件の組成などの取り組みを通じ、お客さまの社会課題解決の支援やSDGs債市場の拡大に貢献している点
- サステナブルファイナンスの専門部隊を配し、海外イニシアチブや投資家、確認機関へ積極的に情報配信するなど、市場の更なる発展に貢献している点
詳細は、第2回「ESG ファイナンス・アワード・ジャパン」に関する各種プレスリリースをご覧ください。
第6回(2020年)サステナブルファイナンス大賞を受賞
2020年12月、一般社団法人環境金融研究機構が主催する「第6回(2020年)サステナブルファイナンス大賞」において、以下の点が評価され、「優秀賞」を受賞しました。
- 国内公募SDGs債引受で2年連続シェアトップの見込みであること
- 国内初のサステナビリティリンクボンドをはじめとした多数のSDGs債の発行支援を行っている実績
- Sustainable Finance House of the Year
市場拡大に向けたセミナー等の取り組み
当社では、サステナブル・ファイナンスの市場拡大に向け、セミナーや講演会などさまざまな取り組みを行っています。
- 2024年11月16日
- COP29 ジャパン・パビリオン「産業及び金融分野における削減貢献量の標準化に向けて」に登壇
- 2023年10月13日
- 座談会「発行体、投資家、評価機関が語るサステナブルファイナンスへの挑戦」を開催
- 2022年12月28日
- フォーラム「サステナブルビジネスの真価~トランジションの実践と新たなる取り組みへの対応~」を共催
- 2022年7月28日
- セミナー「世界をリードする日本のトランジション・ファイナンス市場」を共催
- 2022年5月
- 座談会「2050年カーボンニュートラル移行戦略の達成に向けて」へ参加
2024年度
COP29 ジャパン・パビリオン「産業及び金融分野における削減貢献量の標準化に向けて」に登壇
2024年11月16日(土)、アゼルバイジャン・バクーで開催されたCOP29のジャパン・パビリオンでのセミナー「産業及び金融分野における削減貢献量の標準化に向けて」に、当社 サステナビリティ推進部長 森下修が登壇しました。
本セミナーは、経済産業省主催、WBCSD(*)共催のセッションです。気候関連の指標として足元世界で注目されている「削減貢献量」について、経済産業省・GXリーグおよびWBCSD、企業や金融機関等による取組紹介のほか、削減貢献量の標準化に向けた進捗状況や展望について、ISOやGHGプロトコル(*)などの標準機関も交えて議論が行われました。
*WBCSD(World Business Council for Sustainable Development):持続可能な開発のための世界経済人会議の略称で、環境や気候変動、公平な社会の実現に向けて活動する国際経済団体です。
*GHGプロトコル:温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)の排出量を算定・報告する際の国際的な基準です。
(ご参考)
2023年度
座談会「発行体、投資家、評価機関が語るサステナブルファイナンスへの挑戦」を開催
2023年10月13日(金)、株式会社IHI、マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社、株式会社日本格付研究所と共同で、「発行体、投資家、評価機関が語るサステナブルファイナンスへの挑戦」と題した座談会を開催しました。 本座談会では、カーボンニュートラルの実現に向けて重要なトランジション戦略とファイナンスをいかに効果的に訴求・実施していくかについて、発行体、投資家、評価機関の目線でディスカッションを行いました。
- 2022年度
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フォーラム「サステナブルビジネスの真価~トランジションの実践と新たなる取り組みへの対応~」を共催
2022年12月16日(金)、日本経済新聞社イベント・企画ユニット主催、<みずほ>各社共催のサステナビリティに関するフォーラム「サステナブルビジネスの真価~トランジションの実践と新たなる取り組みへの対応~」を開催しました。
本フォーラムは2018年度より継続的に開催しており、今回は、カーボンニュートラル実現に向けて重要なトランジションファイナンスの他、脱炭素に続き、COP15等で注目が高まる生物多様性・自然資本、そして人的資本等について、社内外の有識者や実務者にご登壇いただき、講演やパネルディスカッションを行いました。基調講演 サステナブルファイナンスの推進~持続可能な社会・経済に向けて~ 企業講演① <みずほ>のサステナビリティへの取り組み 対談 サステナビリティ経営を支える新たな切り口:人的資本経営 ーアセットマネジメントの視点からー 企業講演② 自然資本・生物多様性分野に企業はどう対応すべきか パネルディスカッション① トランジションファイナンスのフロンティア パネルディスカッション② 生物多様性と企業経営 セミナー「世界をリードする日本のトランジション・ファイナンス市場」を共催
2022年7月、Bloomberg社と共同で「世界をリードする日本のトランジション・ファイナンス市場 ~脱炭素社会に欠かせない技術と資金を考える~」セミナーをオンライン開催しました。基調講演では、経済産業省や早稲田大学の関根教授から日本のトランジション推進施策や技術・重要性等をご解説いただき、トランジションへの理解を促進するととともに、パネルディスカッションでは当社が事務主幹事およびSAを務めたトランジションボンドの発行体や投資家にもご登壇いただき、トランジションボンドの発行・投資、市場の展望等について、議論を深めました。
「開会のご挨拶」 ブルームバーグL.P 日本統括責任者 ノーマン・L・トゥエイボーム 氏
「トランジションファイナンスに関する経済産業省の施策と今後の取り組み」 経済産業省 環境経済室 室長補佐 関根 友里 氏
「地球という物質閉鎖系におけるCNに向けたトランジション」 早稲田大学 理工学術院 教授 関根 泰 氏
「ブルームバーグでのESG債分析機能」 ブルームバーグL.P. ESG・規制担当 佐藤 秀樹 氏
パネルディスカッション①
「ガス業界のトランジション戦略」<パネリスト>
東京ガス株式会社 経理部 ファイナンスグループマネージャー 清木 隆利 氏
マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社 クレジット調査部長 押田 俊輔 氏
早稲田大学 理工学術院 教授 関根 泰 氏
<モデレーター>
みずほ証券 サステナビリティ推進部 サステナビリティ戦略開発室 SDGsプライマリーアナリスト 香月 康伸
パネルディスカッション②
「電力業界のトランジション戦略」<パネリスト>
九州電力株式会社 コーポレート戦略部門 経営計画グループ 課長 小塩 仁孝 氏
住友生命保険相互会社 運用企画部 責任投資推進部長 田中 淳一 氏
早稲田大学 理工学術院 教授 関根 泰 氏
<モデレーター>
みずほ証券サステナビリティ推進部 サステナビリティ戦略開発室 SDGsプライマリーアナリスト 香月 康伸
座談会「2050年カーボンニュートラル移行戦略の達成に向けて」へ参加
2022年5月、DNV社主催のトランジションファイナンスをテーマとした座談会「2050年カーボンニュートラル移行戦略の達成に向けて」に、当社 サステナビリティ推進部長 森下修が参加しました。
座談会には、東京ガス様、住友生命様も参加され、【発行体/投資家/金融機関】の各立場の視点から、今後のトランジションファイナンスへかける思い、それぞれの役割についての熱いクロストークが繰り広げられました。みずほ証券は、エンゲージメントの一環として今後もこのような活動を続けていく所存です。
- 2021年度
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オンラインセミナー「カーボンニュートラル実践とサステナビリティのNext Stage~真のSDGs達成を目指して~」を開催
日本経済新聞社イベント・企画ユニット主催、<みずほ>共催にて、オンラインセミナーが開催され、当社 取締役社長 浜本吉郎が開会挨拶を行いました。
当日のプログラムでは、脱炭素社会の実現やSDGsの達成に向けた動きが加速するなか、サステナブル経営や事業のトランジション、イノベーションなどの実践的な取り組み、そしてそれらの課題等について、企業・投資家・政府・有識者などあらゆる立場から説明いただき、議論を深めることができました。基調講演 経済産業省の気候変動政策 ~トランジションを中心に~
企業講演① <みずほ>の「脱炭素」への取り組み
企業講演② かんぽ生命のESG投資とSDGs
パネルディスカッション① Next SDGsファイナンスチャレンジ
パネルディスカッション② カーボンニュートラルに向けてのサステナビリティ戦略・トランジション実践
京都大学×日本証券業協会 SDGsシンポジウム「カーボン・ニュートラル実現のためのサステナブルファイナンス -ファイナンスが支える持続可能社会-」に登壇
2021年9月6日、京都大学×日本証券業協会共催のSDGsシンポジウムが開催され、みずほ証券がモデレーターとして登壇しました。
パネルトークには大学や事業法人、自治体等が参加し、それぞれの視点から見たサステナブルファイナンスの必要性について、活発な議論が行われました。
2021年度 京都大学経営管理大学院 シンポジウム「脱炭素社会への世界の潮流と“グリーン成長戦略”を考える」を共催
2021年8月25日、京都大学経営管理大学院主催、京大オリジナル株式会社、みずほ証券共催にて「脱炭素社会への世界の潮流と“グリーン成長戦略”を考える」を開催しました。
本シンポジウムは、わが国の優先課題の1つである脱炭素化社会への移行に向け、成長分野への投資を推進し、イノベーションの活性化を図り、さらには人材の活用や育成に注力していくための政策運営や企業の変革モデル、人材育成に必要な取り組みなどについて、産官学それぞれの識者たちが、活発な議論を展開しました。
みずほ証券は、2005年から京都大学経営管理大学院に寄付講座を開設しており、講座活動の一環として、金融・経済における時々の「旬」のトピックスについて、シンポジウムを共催しています。
開会挨拶 戸田 圭一 氏(京都大学経営管理大学院長/教授)
浜西 泰人(みずほ証券 副社長執行役員【当時】)
基調講演① 「脱炭素こそが経済成長を促す」
諸富 徹 氏(京都大学大学院経済学研究科教授)
基調講演② 「脱炭素化社会と企業戦略」
瀬木 達明 氏(セイコーエプソン株式会社 取締役 常務執行役員)
基調講演③ 「脱炭素社会に向けた我が国の政策」
中原 廣道 氏(経済産業省産業技術環境局環境政策課長)
パネルディスカッション 「脱炭素化社会に向けた日本社会の変革」
<モデレーター>
幸田 博人 氏(京都大学経営管理大学院特別教授)<パネリスト>
白井 さゆり 氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)
瀬木 達明 氏(セイコーエプソン株式会社 取締役 常務執行役員)
門間 一夫 氏(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 エグゼクティブエコノミスト)
諸富 徹 氏(京都大学大学院経済学研究科教授)閉会挨拶 幸田 博人 氏(京都大学経営管理大学院特別教授)
- 2020年度
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SDGsセミナー「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs・SDGsへの貢献」を開催
2021年3月2日、みずほ証券は資金運用に従事されている投資家向けに「未来をつくる道具 わたしたちのSDGs」と題した基調講演及び「SDGsへの貢献」と題したディスカッション型セミナー(Web会議並びに電話会議方式)を開催しました。
本セミナーは、企業と有識者も招き、「SDGsのこれまでの歩み」・「企業経営とSDGs」・「SDGsへの貢献」といった足許で投資家が関心を寄せるテーマで話を伺いながら、ディスカッション形式で進められました。
全国、そしてさまざまな業態から200名近い投資家に参加いただいたことから、いよいよ我が国においてもSDGsへの取り組みが加速していく様子がうかがえるセミナーになりました。セミナー「サステナビリティの新時代へ~ 新たな成長ストーリー構築とサステナビリティソリューションの可能性~」を共催
2020年12月14日、日本経済新聞社主催、<みずほ>共催にて、「サステナビリティの新時代へ~ 新たな成長ストーリー構築とサステナビリティソリューションの可能性~」をオンライン配信形式で開催しました。本セミナーでは、昨今重要性が高まっているサステナビリティの実現に向けた経営・事業戦略ストーリーに関して、企業・投資家・金融機関がディスカッションを行いました。
開会挨拶 開会挨拶
株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役 執行役社長 グループCEO 坂井 辰史 氏【当時】
企業講演① 「〈みずほ〉のサステナブルビジネスについて~お客さまの企業価値向上に向けた総合的なサポートへ~」
株式会社みずほ銀行/みずほ信託銀行株式会社
常務執行役員 秋山 和之 氏【当時】企業講演② 「ESG投資の意義と資産運用会社における取り組み—『長期にわたる成長の果実』の実現に向けて—」
アセットマネジメントOne株式会社
常務執行役員 運用本部共同本部長 青木 信隆 氏基調講演 「気候変動政策とファイナンス」
経済産業省 産業技術環境局 環境経済室長
梶川 文博 氏パネルディスカッション① 「サステナビリティ経営と資金調達」
<モデレーター>
株式会社みずほ銀行 シンジケーション部 次長 平林 友子 氏<スピーカー>
コスモエネルギーホールディングス株式会社 執行役員サステナビリティ推進部長 高木 勢伊子 氏
ニプロ株式会社 常務取締役 経営企画本部長 余語 岳仁 氏
株式会社滋賀銀行 専務取締役 西 基宏 氏
株式会社みずほ銀行 シンジケーション部 部長 後藤 康 氏【当時】パネルディスカッション② 「課題先進国 日本におけるESG推進」
<モデレーター>
みずほ証券 サステナブル・ファイナンス室 室長 伊井 幸恵【当時】<スピーカー>
地方公共団体金融機構 資金部長 河合 宏一 氏
東京地下鉄株式会社 経営企画本部 経営管理部長 大井 康弘 氏
第一生命保険株式会社 エグゼクティブ・サステナブルファイナンス・スペシャリスト 銭谷 美幸 氏座談会「グリーンボンドがつなぐ 長野県×投資家 2050ゼロカーボン座談会」を共催
2020年11月13日、長野県、みずほ証券の共催で、「グリーンボンドがつなぐ 長野県×投資家 2050ゼロカーボン座談会」を開催し、みずほ証券がコーディネーターを務めました。
本座談会は、長野県が発行したグリーンボンドを購入した投資家にご参加いただき、「ゼロカーボン社会実現に向けた思いや取り組み」をご紹介いただきました。
また、長野県知事を交えて、2050年ゼロカーボン社会の実現に向けた意見交換を行い、白熱したディスカッションとなりました。セミナー「「Withコロナ時代のSDGsと債券投資」~我が国が抱える社会的課題を解決するソーシャル・ファイナンス~」を開催
2020年8月19日、みずほ証券は、資金運用に従事されている投資家向けに、「「Withコロナ時代のSDGsと債券投資」~我が国が抱える社会的課題を解決するソーシャル・ファイナンス~」と題したディスカッション型セミナー(Web会議並びに電話会議形式)を開催しました。
本セミナーは、企業を招き、社会課題とそれを解決するためのサステナブル・ファイナンスについての話を伺いながら、ディスカッション形式で進められました。
さまざまな業態から100名を超える投資家に参加いただき、本テーマへの関心の高さがうかがえました。 - 2019年度
セミナー「ESG進化のチャレンジ2020 ~開示による市場との対話~ ローン・債券市場における企業・投資家がとるべき戦略は?」を共催
2020年2月12日、日本経済新聞社主催、<みずほ>共催で「ESG進化のチャレンジ2020 ~開示による市場との対話~ ローン・債券市場における企業・投資家がとるべき戦略は?」を開催しました。
本セミナーでは、TCFD*の今後の対応策、各企業によるSDGs達成に向けた取り組みと金融の役割のディスカッションなどを行いました。*TCFD:
Task Force on Climate–related Financial Disclosures 金融安定理事会が設置した気候変動関連財務情報開示タスクフォース。気候変動に関連した非財務情報の開示を勧めるフレームワーク
セミナー「社会インフラとSDGs」を共催
2019年6月17日、みずほ銀行とみずほ証券は、ブルームバーグと「社会インフラとSDGs~ソーシャルファイナンスで創造する『つなぐ』価値~」と題したセミナーを共催しました。
本セミナーは、SDGs達成に向けた社会インフラおよびファイナンスの役割・在り方について考えることを目的としたものです。みずほフィナンシャルグループ ×Bloomberg 『社会インフラとSDGs~ソーシャルファイナンスで創造する「つなぐ」価値~ 東日本高速道路』
フォーラム「SDGsで未来を拓く ~新しい社会モデルが未来を変える、新しい金融モデルが未来を創る~」を共催
国連でSDGsが採択されてから4年が経ち、またG20も開催されることから、2019年は、日本政府を含め、SDGsがメディアを賑わせる1年になると想定されます。
それに先駆け、2019年3月19日、朝日新聞社メディアビジネス局主催、<みずほ>共催にて「SDGsで未来を拓く ~新しい社会モデルが未来を変える、新しい金融モデルが未来を創る~」と題したフォーラムを共催しました。
これは、交通インフラと金融の視点から、SDGsの達成に向けて、社会や企業、個人はどのように貢献できるかを考えることを目的にしたものです。