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ココだけのハナシわたしの信用取引

信用取引とは

信用取引とは、証券会社からお金や株式を借りて行う取引のこと。
現物取引とは主に以下の点が異なります。

1. 保有株式や預かり金の約2.85倍までのお取引が可能です

現物取引では、預かり金の範囲内での取引となりますが、信用取引では、保有株式と預かり金の総額(委託保証金)の約2.85倍までの取引が可能となります。

保有株や預かり金の約3倍までのお取引が可能です

2. 値上がりだけでなく、値下がりのときも利益をねらえる取引方法があります

値上がり予想で「信用買い」

「信用買い」つまり、お金を借りて株式を買います。
値上がりしたところで売って、借りているお金を諸経費とともに返します。

これを「売り返済」といいます。

返済時の株価が買ったときよりも高くなっている場合、差額が利益となり、手元に残ります。
右の例では次のようになります。
利益=(1,300円-1,000円)×100株-諸経費
=30,000円-諸経費

  • 「売り返済」以外に、売却せずに現物株を引き取る「現引き」という方法もあります。
値上がり予想で「信用買い」

値下がり予想で「信用売り」

「信用売り」つまり、株式を借りて売ります。
売った株式が値下がったところで買い戻して、借りた株式を諸経費とともに返します。
これを「買い返済」といいます。

買い戻すときの株価が売ったときよりも安くなっている場合、差額が利益となり、手元に残ります。
右の例では次のようになります。
利益=(1,300円-1,000円)×100株-諸経費
=30,000円-諸経費

  • 「買い返済」以外に、保有している同一銘柄を渡す「現渡し」という方法もあります。
値下がり予想で「信用売り」

3. 株式委託手数料はかかりませんが、諸費用として金利・貸株料・品貸料(逆日歩)・信用管理費等がかかります

■金利・貸株料
お金や株式を借りることになるので、返済するときに、借りている期間に応じた金利(株式を借りる場合は貸株料)がかかります。
また、金利・貸株料のほかに「品貸料(逆日歩)」「名義書換料」「信用管理費」等が必要です。

株式委託手数料はかかりませんが、諸費用として金利・貸株料・品貸料(逆日歩)・信用管理費等がかかります
  • ※1詳細は「オンライン信用取引に関する諸費用」でご確認ください。(こちら

現引き・現渡し

●現引きとは

現引きとは、信用買いの返済方法のひとつで、“現物を引き取る”という意味です。
信用買いの通常の返済方法は、信用買いした株式を売って借りたお金を返す「売り返済」ですが、「現引き」は、株式を売らずに借りたお金を返して、株式を引き取る方法です。
現物として引き取った株式は保有資産になります。

現引きイメージ

例えば、信用買いした銘柄が値下がってしまった際に、「売り返済」をすると損を確定してしまいますが、長期的に保有していれば値上がりが期待できると判断した場合などに利用します。

●現渡しとは

現渡しとは、信用売りの返済方法のひとつで、“現物を渡す”という意味です。
証券会社から借りた株式を信用売りしたあと、同じ株式を買い戻して返済する「買い返済」ではなく、保有している同じ株式を保有資産の中から返すことになります。信用売りした株式と同じ株式を、信用売りをした株数以上保有している場合にのみ可能な返済方法です。

現渡しイメージ

例えば、信用売りした銘柄が値上がってしまった際に、「買い返済」によるマイナスを回避したい場合などに利用します。保有銘柄の取得単価より信用売りした時点の単価が高ければ、現物株の利益を確定したことになります。

あらかじめ自分なりのルールを決めておくことが大切です

信用取引と現物取引との違いは、魅力でもあり、リスク部分でもあります。
あらかじめ自分に合ったルールを決めて、お取引いただければと思います。
大切なルールが2つあります。

あらかじめ自分なりのルールを決めておくことが大切です

①借り過ぎないルール

信用取引はお客さまの保有株と預かり金の総額(保証金)の約3.3倍まで借りることができますが、必ずしも最大限まで借りる必要はありません。多くのお客さまは保証金の範囲(100%以下)で取引をされているようです。
あらかじめ、保証金の何%まで借りるかなど、借りる限度を決めておくことをお勧めします。

②欲張らないルール

予想通りの値動きをした際に、「もう少し待てばもっと利益が出る?」、逆に、値動きが予想に反した際に、「もっと待てば、反転するのでは?」と思いがち。
どのくらい利益が出たら返済する、どのくらい損したら返済するなど、お客さまご自身のルールを決めておくことも大切です。

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